脳の病気

脳・精神・神経系の病気について、解説いたします。

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パニック症候群

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パニック症候群とは

パニック症候群とはパニック障害ともいい、めまい、動悸、手足のしびれ、吐き気や呼吸困難、死ぬのではないか、狂ってしまうのではないか、という恐怖に襲われる症状(パニック発作)が起こる病気のことの総称です。パニック発作が起こると、患者は、その体験を非常に強烈なものとして感じるため、次に不安の発作が発生する状況を非常に恐れ、また起きるのではないかとさらに不安に感じ、外出を避け、家にこもりがちになったりします。これをパニック症候群の予期不安といいます。パニック症候群では電車や人の多い人ごみなどで発作が起こった場合、その後、電車に乗れなくなったり、人ごみを避けるようになったりします。このような状態を広場恐怖、といい、広場恐怖の原因のほとんどはパニック障害といわれています。

パニック障害の診断

パニック症候群の判断は、病状が1か月以上続くこと、薬物や身体疾患、また、他の精神疾患ではないことが診断の基準になります。

診断は難しく、専門家などでも誤診してしまうケースもあり、自分で勝手に判断するのはやめましょう。パニック症候群は、カフェインやニコチンで悪化するため、カフェインを含む食べ物やタバコは避けるべきだと言われています。

パニック症候群の治療法

パニック症候群(パニック障害)の治療には、主に、薬物療法と、精神療法があります。薬物療法では、抗うつ薬として、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などが使用されます。精神療法では、「認知慮法」「行動療法」などが行なわれます。ある程度時間をかけ、徐々に回復していく病気なので、焦らず、気長に、治療をしていく必要があります。